新年
明けましておめでとうございます!いつもながら、久しぶりの投稿です!
2018年を振り返ると、変化の多い年でした。5月に日本に活動拠点を移す決意をして、9月から兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)でレジデント・プレイヤーとして活動しています。ウィーンでの経験は大変なことも多くて、とても鍛えられました。笑 でもそれ以上に、それも含めて自分の音楽に、人生にとってかけがえのないものとなりました。8月末の最後のオケの公演後には、オケの同僚たちが送別してくれて、本当に寂しくて、しみじみ物思いにふけりながら飛行機に乗ったことを覚えています。
帰国してからは、めまぐるしい生活環境の変化と新生活の準備で、物思いにふける間もなくあれよあれよと始まりました。PACでの経験も、今まで経験してきたこととは違くて新鮮で、あらゆる発見をさせてくれます。今までは、ウィーンでは外国人でしたが、PACでは様々な国籍の演奏家がいますが自分は組織の中では外国人ではありません。それについても、今までと視点を変えるきっかけに、また両方の側の気持ちを体験できる貴重な機会になっています。
音楽で食っていくのは難しいと言われていますが、本当に難しいです!!これは日本でも海外でも。ウィーンで出会った同世代の演奏家たちもPACのメンバーたちも、オーケストラのオーディションに合格することを目標に日々努力しています。彼らはライバルでも同志でもあるので、彼らの覚悟や努力から刺激を受けると同時に競争心を燃やしたりします。笑 オーディションは結局は自分との勝負なので、全て自分の問題なのですが。自分の音楽やそれ以外のことを高められるきっかけをくれる仲間たちが身近にいる、そのことが本当にありがたいです。
また、それ以外にもたくさんの嬉しい出来事がありました。金沢に行くことが多くなったことも、とてもとてもお世話になった方々に少しでも恩を返すことができたことも。また、自分では思いもしなかったことを発見したり、それを指摘してくれる方がいたり。
もちろん反省することもたくさんありますが、人生いつまでも新しいことを学んでいくものだと思うので、前向きにポジティブにいこうと思います\(^o^)/
2019年はどんな年になるんだろうと、人生これから起こることは誰にもわからないですが、臨機応変に考えることができて、日々の小さなことも含めて楽しめて、新しいことをたくさん学ぶことができる年にしたいです(こう見ると欲張りだなぁ笑)。今年もよろしくお願いします!
いつもオケの練習があったスタジオ
演奏会でたくさん弾いた学友協会
最後のザルツブルク音楽祭
一万人の第九の練習
兵庫県立芸術文化センターの舞台から
ジルベスターコンサートの舞台(マンハッタンの街並みを再現)
お正月に飛行機から見た富士山